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ダニの豆知識(2)


ダニの移動分散
横浜国立大学名誉教授、元日本ダニ学会会長、農学博士 
青木 淳一
 
 わたしがハワイのビショップ博物館に勤務していたころ、飛行機に細かい目の網を付けて飛んでみる実験が行われました。その目的は空中を漂っている生物(エアープランクトンという)を捕らえようというのです。その結果、多数の昆虫とともにダニもたくさん採集されました。いかに多くの虫たちが空を飛んで(飛ばされて)移動分散しているかが判明ししたのです。ダニが自ら移動できる距離は1分間にせいぜい数センチメートルでしょうが、風に乗って受動的に分散できる距離は計り知れず、自力で飛べる鳥などよりもはるか遠方まで移動することができます。ただ、必ずしも自分の行きたいところへは行けず、着地した場所の環境がそのダニに合えばそこで繁殖し、合わなければ死んでしまうのです。そんなわけで、ダニは遠方から四六時中飛んできて、ほとんどが死滅するけれど一部のものはそこに定着し増殖していくのです。
 ダニが移動する手段としては風のほかにもいろいろあります。流木に乗ってきて上陸するもの、鳥の羽毛につかまって運ばれるもの、外来動植物に付着して入国してくるもの、食料品などの船荷に紛れ込んでやってくるものなど、様々です。それらのダニが有害生物である場合は困ります。生きたまま輸入される外国産の大型で立派なクワガタムシに寄生しているクワガタナカセというダニの仲間が国産のクワガタムシに乗り移って問題になっています。

※不定期連載です。次回をお楽しみに。
 
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【筆者プロフィール】
青木淳一(あおきじゅんいち) 1935年生まれ。1958年、東京大学農学部卒業。横浜国立大学名誉教授。農学博士。専門は、ダニ学、動物分類学、土壌動物学。これまでに日本土壌動物学会賞、日本動物学会賞、中山賞大賞、南方熊楠賞などを受賞。著書に、『ダニにまつわる話』『土壌動物学』『都市化とダニ』などがある。
 

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